大手町フィナンシャルシティノースタワー
大手町フィナンシャルシティは東京のビジネスの中心地「大手町」で、日経ビル・JAビル・経団連会館解体後跡地約14,100㎡において進められた再開発により誕生した事務所、店舗等で構成する複合施設です。
5路線の地下鉄「大手町」駅と直結し、JR東京駅や神田駅も徒歩でアクセスが可能という利便性はもちろんですが、ビル空地の緑化や保水性舗装の採用はヒートアイランド現象を緩和するほか、窓面への庇の設置や高効率設備機器の導入など環境に対する配慮がされています。
また、災害への備えとしては約72時間の非常用電源、医療材料・薬剤品の備蓄、周辺との通信回線(内線)が用意され、災害時には、敷地空地部およびアトリウム空間にて帰宅困難者の受入れや周辺エリアの要救護者の初期救護を可能な範囲で担うなど、地域の災害対策拠点の一部としての役割も担っている施設です。