アンカー下穴あけ工事は、ハンマドリル・振動ドリルでの施工では、コンクリートの壁に打撃や振動を与えて作業するため、衝撃が強く、躯体伝播音と呼ばれる躯体自体の振動音が、現場付近の住民・作業者を悩ませてきました。
対応策としては
- 時間制限(例:昼間の1時間のみ、夜間の作業)
- 曜日制限(例:土日のみ)
- ホテルなど→作業中は上下2フロアを営業しない
- 事前の打ち合わせを実施
等の方法で対応してきましたが、十分な根回しをしても、苦情が来れば施工はストップして工期が延伸してしまいます。
乾式静音ドリルは、打撃をしないためコンクリートの壁にかかる衝撃が激減し、躯体伝播音を低減させることができ、次のようなメリットが生まれます。
- 時間・曜日の制限なく作業を実施
- 夜間作業などに掛かる追加コストの解消
- 「居たままの施工」が可能
これにより工期短縮と、コスト削減を図ることができます。