工事

NTT彦三ビル建物撤去工事

建物の撤去工事の事例について紹介します。
解体建物概要:NTT彦三(ひこそ)ビル 石川県金沢市

局舎1
RC造 地下1階地上4階建て
建築面積 639 m²、延床面積 1,987 m²
局舎2
RC造 地上6階建て + 35 m鉄塔
建築面積 747 m²、延床面積 2,378 m²
附属舎
S造 平屋建て
建築面積 430 m²、延床面積 421 m²
車庫
S造 2階建て
建築面積 135 m²、延床面積 270 m²
鉄塔
地上 55 mの鉄塔解体(鉄塔本体は 35 m)
※塗料にPCBが含有されている為、低濃度PCB汚染物として処理
【局舎1】
  • RC杭 300Φ 225本の引抜き
    (16 m: 146本、12 m: 79本)
【局舎2】
  • H鋼杭 300 × 300 59本の引抜き(15 m)
  • RC杭300Φ 132本の引抜き
    (12 m: 83本、7 m: 49本)
アスベスト
【局舎1】
  • 煙突用石綿断熱材(カポスタック)の除去(LV1)
    地上 16 m
  • 内壁、梁の漆喰仕上げ材の除去(LV1)
    約 2,700 m²
【局舎2】
  • 外壁押出成形板にアスベスト含有(LV3)
    約 1,800 m²
【附属舎】
  • 屋根折板裏の石綿吹付材の除去(LV1)
    約 300 m²

作業風景

  • 解体前局舎

  • 鉄塔解体状況

  • 煙突内カポスタック除去 (Hi-Jet ARC 工法による)

  • 局舎 躯体解体状況

  • 杭抜き状況

  • ワイヤーソーによる煙突躯体切断、荷下ろし状況

安全の取り組み

  1. ❶ 施工計画・手順書による安全取組み
  2. ❷ 工法による安全取組み
  3. ❸ ちょっとした工夫による安全取組み

安全衛生協議会 開催模様

アスベスト レベル1、地上 55 mの鉄塔、400本の杭など大変な解体工事でしたが、一致団結して安全の確保に取り組み、無事故・無災害で作業終了できました!

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